この装置は、
オートレース補助事業
により購入した機器です。

 耐振耐候試験機(振動試験機と温湿度槽)
 


写真:本体外観写真
1.機器の概要
本機器は、振動に対する信頼性、耐久性及び動作状況等を確認・評価するために、工業製品等に振動を与える試験機です。 JISやISO等の規格に対応した様々な種類の試験が可能です。また、移動式の温湿度槽を有しているので、温湿度環境を変化させた状態で行う複合環境振動試験(垂直方向のみ)が可能です。 従来所有していた機器に比べ、最大加速度や最大変位が向上し、水平加振台も備えたため、幅広い試験条件に対応できるようになりました。また、温湿度槽の温度変化は約10度/分(無負荷時)なので、要望が高まりつつある高速温度変化での振動試験にも対応可能です。
2.機器の仕様
(1)振動試験機 IMV株式会社 ●型式:加振部「i240/SA3M」、制御部「K2」 ●加振力:サイン波24kN、ランダム振動24kNrms、ショック波(11ms)48kN ●振動数範囲:5から2,600Hz ●最大加速度:1.142m/s2(サイン波、無負荷時) ●最大変位:51mmp-p
(2)温湿度槽 IMV株式会社 ●型式:NHVC-1000ITC(53S)-BTHS ●槽内寸法:1,000W×1,000H×1,000D(mm) ●温度範囲:-55℃から175℃ ●湿度範囲:25%rhから98%rh(15℃から85℃) ●昇温時間:-55℃→175℃:約10℃/min(無負荷時) ●降温時間:175℃→-55℃:約10℃/min(無負荷時)
3.お問合せ先
浜松工業技術支援センター 電子科 / 電話:053-428-4158