この装置は、
オートレース補助事業
により購入した機器です。

 フーリエ変換赤外分光分析装置(FT-IR)
 

写真:フーリエ変換赤外分光分析装置(FT-IR)
1.機器の概要
FT-IRは、試料に赤外線(波長にして約2.5~25μmの範囲)を照射した際、試料に付着・混入した異物が赤外線を吸収することを利用して、それら異物を同定することができる装置です。 プラスチック、繊維、ゴム、塗料、食品・飲料の他、オイル・グリス等の潤滑剤、切削・研磨液等の加工油類等の有機・高分子化合物の他、無機化合物(金属のサビ等)も分析が可能です。
紹介ポスター (PDF:393KB)
静岡県工業技術情報(2020) No.12 (PDF:381KB)
2.機器の仕様
○フーリエ変換赤外分光分析装置(日本分光株式会社 FT/IR 4700ST (赤外顕微鏡 IRT-5200-16))
最小分析面積 3μm×3μm
測定波長範囲 7,800cm-1~600cm-1
電動(自動)試料
ステージ可動範囲
X:100mm、Y:75mm、Z:25mm
特徴 ・試料画像と測定中の赤外吸収スペクトルデータの同時観察が可能
・混合物中の複数成分検索機能、官能基(C-H、C=O、N-H等の結合)の表示検索機能
3.お問合せ先
工業技術研究所浜松工業技術支援センター 材料科 / 電話:053-428-4156