この装置は、
オートレース補助事業
により購入した機器です。

 促進耐候性試験機


1.機器の概要
促進耐候性試験機は、自動車部品や各種材質からなる製品の試験規格に対応し、プラスチックやゴム、金属、繊維などの各種材料の外観、劣化等の促進試験を行うことができます。本試験機は、スーパーキセノンウェザメータとサンシャインウェザメータから構成されています。スーパーキセノンウェザメータは太陽光に極めて類似した光を照射して、屋外暴露試験との相関性を損なわずに高照度試験ができます。サンシャインウェザメータは世界的に約80年の歴史を持ち、豊富なデータの蓄積があり、JIS・ISOを始め多くの規格に規定されています。 自動車部品やプラスチック、ゴム、金属、繊維といった材質の促進耐候性評価の規格に対応しています。JIS D0205:1987、JIS K7350-1:2020、JIS K6266:2007、 JIS L0891:2007、JIS B7753:2007、JIS K7754:1991 他に対応しています。
紹介ポスター (PDF:340KB)
工業技術情報 (PDF:1.4MB)
2.機器の仕様

促進耐候性試験機 スガ試験機株式会社 U48AUHBBR
〇スーパーキセノンウェザメータ
光源 キセノンランプ7.5kW水冷式1灯
放射照度 60~180W/m2(測定波長300~400nm)
ブラックパネル温度 50~95±1℃
湿度 50~60±5%rh
試験片寸法 150×70×1mm
試験片枚数 最大51枚

〇サンシャインウェザメータ
光源 サンシャインロングライフカーボンアークランプ4対1灯
放射照度 255W/m2±10%(測定波長300~700nm)
連続点灯時間 78時間
ブラックパネル温度 63~95℃
試験片寸法 150×70×1mm
試験片枚数 最大69枚
3.お問合せ先
工業技術研究所浜松工業技術支援センター 繊維高分子材料科 / 電話:053-428-4154