この装置は、「平成26年度 国補正事業 地域オープンイノベーション促進事業」により導入した機器です。


耐温度ストレス性評価試験装置


写真:本体外観写真
1.機器の概要
本機器は、急速温度変化試験槽(左)と冷熱衝撃試験槽(右)の槽で構成されています。
急速温度変化試験槽は、冷熱衝撃による不良の再現性向上のために開発された装置で、電子機器の急速な温度上昇や実装・接合方法の信頼性評価試験に使用されています。
冷熱衝撃試験槽は、MIL-STDやJIS C、JASO等の熱衝撃試験規格に対応した装置え、左右の試験槽は独立した試験を行うことができます。
2.機器の仕様
(1)急速温度変化試験槽 ●温度範囲:-70℃から180℃ ●温度変化速度(-45℃ ⇔ 155℃):上昇23℃/min、下降18℃/min. ●振動数範囲:5から2,600Hz ●試験槽寸法:W600×H850×D600(mm)
(2)冷熱衝撃試験槽 ●高温さらし温度:60℃から300℃ ●低温さらし温度:-70℃から0℃ ●高温恒温器:予熱上限350℃ ●低温恒温器:予熱下限-75℃ ●温度復帰時間:20分以内 ●試験槽寸法:W650×H460×D670(mm) ●試験槽耐荷重:50kg
3.お問合せ先
浜松工業技術支援センター 線維高分子材料科 / 電話:053-428-4154