

写真1:変角分光測色装置 本体(左)、測定・データ解析ソフトウェア(左)


写真2:変角光度測定装置 本体(左)、測定・データ解析ソフトウェア(左)
1.機器の概要
変角光散乱特性(BSDF)測定システムは、素材の表面における光の反射や、素材を透過した光の色調と強度の角度依存性を体系的に測定できます。色調の変化を測定する変角分光測色装置と強度の変化を測定する変角光度測定装置で構成されています。
(1) 変角分光測色装置(株式会社村上色彩技術研究所 GCMS-4B)
表面処理を施した素材は、光が反射・透過する際に光学干渉が起こり、特定の波長(色)の光が強調されたり弱められたりすることで色調が変化します。変角分光測色装置は、その空間分布(BSDF)を測定します。光検出器と回転機構を備えた光源および試料台で構成されており、測定試料に照射する光の角度(入射角)や検出する光の方向(受光角)を変えながら、反射光の色の方向依存性(BRDF)および透過光の色の方向依存性(BTDF)を測定できます。
紹介ポスター(変角分光測色装置) (PDF:309KB)
工業技術情報(変角分光測色装置) (PDF:354KB)
(2) 変角光度測定装置(株式会社村上色彩技術研究所 GP-700)
素材の表面粗さや添加物質などの影響により、素材を反射・透過した光は拡散したり散乱したりします。変角光度測定装置は、その空間分布(BSDF)を測定します。光源と回転機構を備えた光検出器、試料台で構成されており、測定試料に照射する光の角度(入射角)や、検出する光の方向(受光角)を変えながら、反射光強度分布(BRDF)および透過光強度分布(BTDF)を測定できます。
紹介ポスター(変角光度測定装置) (PDF:386KB)
工業技術情報(変角光度測定装置) (PDF:1.0MB)
2.機器の仕様
(1) 変角分光測色装置(株式会社村上色彩技術研究所 GCMS-4B)
| 測定波長 | 390 – 730 nm(10 nm間隔) |
| 変角可能角度範囲 | -81 ° ≦ 入射角・受光角 ≦ +81 °(自動制御) -76 ° ≦ あおり角 ≦ +76 °(自動制御) |
| 角度分解能 | 0.1 ° |
| 試料寸法 | 最小 縦30 mm × 横106 mm(最大受光角81 °、あおり角0 °時) 最大 縦300 mm × 横340 mm |
| 測定時間 | 1角度条件あたり約17.5 秒(測定試料に依存) |
| データ出力 | テキスト形式(CSV) |
(2) 変角光度測定装置(株式会社村上色彩技術研究所 GP-700)
| 測定波長 | 非分光(V(λ)フィルター) 632.8 mm(HeNeレーザー) |
| 変角可能角度範囲 | -90 ° ≦ 入射角・受光角 ≦ +90 °(自動制御) -65 ° ≦ あおり角 ≦ 65 °(自動制御) |
| 角度分解能 | 0.1 ° |
| 光源径 | 約φ1.7 mm~φ21 mm(ハロゲン) 約0.59 mm(HeNeレーザー) |
| 受光径 | 約φ1.1 mm~φ13.6 mm |
| 試料寸法 | 最小 40×50 mm~最大 120×130 mm(標準試料台使用時) 最大 50×50 mm~最大 φ90 mm(面内回転試料台使用時) |
| 測定時間 | 1角度条件あたり約3秒(測定試料に依存) |
| データ出力 | テキスト形式(CSV) |
3.お問い合わせ先
工業技術研究所 照明音響科 TEL:054-278-3027



