富士工業技術支援センターでは、CNFやCNF複合材を評価する各種の機器を整備しています。所有する機器についてより多くの県内企業等の方々に理解を深めていただくため、実習を行います。今年度は、昨年度の研修で行った3機器から6機器に対象を増やしました。CNF関連開発のお役に立つと思いますので、御興味のある方はぜひ御参加いただきますよう御案内申し上げます。

  1. 時期
    令和4年3月1日(火)から3月31日(木)

  2. 場所
    富士工業技術支援センター(富士市大渕2590-1)

  3. 参加費
    無料

  4. 内容

    講師:CNF科職員

    下記の6つの装置(選択)について、1企業単位で実習を行います。

    1. マイクロX線CT装置(リガク製nano3DX)
      CNF複合材中のCNF分散状態等の評価
    2. 原子間力顕微鏡AFM(日立ハイテクサイエンス製AFM5500M)
      CNF、複合材料等の形状評価
    3. 液中分散安定性評価装置(FORMULACTION社製Turbiscan Lab Expert)
      沈降法によるCNF水分散体等の分散安定性評価
    4. デジタル粘度計(ブルックフィールド製RVDV2T)
      CNF水分散体の粘度測定
    5. 位相差顕微鏡(オリンパス製BX43)
      CNF等の形状評価
    6. ガス透過性測定装置(GTRテック製GTR-10XASK)
      CNF入りフィルム等のガス透過性評価

    実習時間:半日程度(企業によって異なります。御希望、内容に応じて調整します。)

    その他

    • 企業ごとの個別実習です。御希望の試料がある場合は御相談ください。
    • 装置の空き状況や職員の対応状況により、お申込みをお受けできない場合があります。
    • コロナ感染防止のため、体調不良などの場合実習をお断りすることがあります。また、体温測定、マスク着用、手指の洗浄等の感染予防対策を徹底していただくようお願い致します。
    • 同時期に、県・富士市・静岡大学による「CNF実践セミナー」を開催いたします(3/11、3/18、3/25)。このうち3/18(金)に上記(1)~(3)の3つの機器全体の実習を行いますので、こちらも御検討下さい。
    • 当実習との違いについて
      当実習:企業ごとの個別実習(1機器の実習)
      CNF実践セミナー:当センターで用意した試料を使用した概要的な実習(3機器の実習)

  5. 申込方法
    申込書[DOC:20KB]又は必要事項を記入した内容について、メール又はFAXでお申し込みください。

  6. 申込先
    富士工業技術支援センター CNF科 (担当:大竹)
    メール:
    電話 0545-35-5190 Fax. 0545-35-5195
    申込期限 3月末
    (月末になるとお受けできない可能性がありますので、お早めにお申込み下さい)

開催案内はこちらです。