日本の自動車業界が、いわゆる次世代自動車への生産にシフトする中、軽量化部材である樹脂材料の重要性が高まっています。透明樹脂材料と黒色樹脂材料の接合には、近赤外レーザーを使った溶着法が既に実用化されていますが、透明樹脂材料同士のレーザー溶着は実用化が困難でした。しかし近年、透明樹脂にも吸収のある中赤外レーザーの高出力化が進んでおり、次世代自動車の車載部品のほか、バイオ・医療用の製品の加工への応用が期待されています。本セミナーでは同技術の最新動向を紹介します。

1 日時
   令和6年1月29日(月) 13時30分~15時30分

2 会場
   浜松工業技術支援センター大研修室(浜松市北区新都田1-3-3)

3 実施方法
   対面方式

4 内容
   ・講演1「高出力中赤外レーザーの開発とその加工応用」
        ~ 3μm帯・4μm帯の高出力レーザーを実証 ~
               講師:自然科学研究機構核融合科学研究所准教授 上原 日和 氏

   ・講演2「近赤外・中赤外レーザーによる樹脂材料の加工事例」
                ~ 接着材不要で振動やバリも無い接合が可能に ~
               講師:丸文株式会社 システム営業本部 営業第4部 レーザー機器課 嵩西 智 氏

   ・浜松工業技術支援センターのレーザー共用設備の紹介・見学

5 定員
   50名

6 参加費
   無料

7 詳細
   詳細は下記開催案内を御覧ください。
   次世代のレーザー加工を学ぶ ~中赤外レーザーの開発動向と産業応用~ 開催案内 [PDF:3MB]

8 申込方法
   以下のリンク先から申込みをしてください。
   https://www.hai.or.jp/pvc/event/240129seminar/

9 締切
   令和6年1月24日(水)

10 問合せ先
   浜松地域イノベーション推進機構 フォトンバレーセンター
   電話:053-471-2111