令和7年4月に一般社団法人日本AM学会が設立され、デジタルものづくりの一躍を担う積層造形技術のより一層の普及が期待されます。そこで今回のセミナーでは、日本AM学会副会長の前川篤先生をお招きし、日本のAM技術の未来をお話しいただきます。また、金型造形用材料に関する新情報や、金属3Dプリンタを使いこなす留意点についても取り上げます。皆様この機会に御参加くださいますよう、御案内申し上げます。
日 時:令和7年9月11日(木) 13時00分~16時30分
場 所:浜松工業技術支援センター 大研修室 (浜松市浜名区新都田一丁目3番3号)
【プログラム】
1.日本AM学会の設立(AMが切り拓く未来の製造業について) 13時05分~13時55分
 講師 国立大学法人 大阪大学 招聘教授 (一般社団法人日本AM学会 副会長) 前川 篤 氏
 本年4月に「日本AM学会」を立ち上げました。経産省とも連携し、地方の活性化、中小企業へのサポート、更には国際AMフォーラムへと拡大させます。本講演では、デジタル輸送により輸送システム・製造ラインの変革、在庫削減、循環型社会への貢献など未来の製造業を考察します。
2.金型の積層造形に適した粉末材料 13時55分~14時45分
 講師 大同特殊鋼株式会社 機能製品事業部 奥村 鉄平 氏
 近年、コンフォーマルクーリングが可能なダイカストおよび樹脂金型の製造や金型補修の用途で、AM技術の実用化が進められています。本講演では、積層造形金型を製造するのに適した粉末材料の特性や、実用化の事例について報告します。
3.金属3Dプリンタの運用ポイント・留意点とAM(Additive Manufacturing)を用いた金属部品の造形技術・事例及び今後の展開  15時00分~15時50分
 講師 株式会社J・3D 営業部長 高田 真 氏
 日本の金属3Dプリンタ市場の成長は、世界と比べてゆっくりで慎重です。先進国はすでに、金属3Dプリンタによるモノづくりが始まっています。私たちもそろそろ金属3Dプリンタの使い道を考える時期ではないでしょうか。
4.見学 造形物の展示、金属3Dプリンタ 15時55分~16時30分
【参加申込み】
 参加費:無料  定員:70人  申込〆切:9月4日(木)
 下記のサイト(または二次元コード)から参加登録をお願いします。
 https://apply.e-tumo.jp/pref-shizuoka-u/offer/offerList_detail?tempSeq=17179

※送付いただいた個人情報は、主催者からの連絡や情報提供・事務処理に利用するとともに、講師に参加者名簿として開示します。
【問合せ先】
 浜松工業技術支援センター 材料科 菅野
 電話番号:053-428-4152  
 メールアドレス:hk-zairyo@pref.shizuoka.lg.jp



