静岡県工業技術研究所(静岡・浜松)の職員2名の研究成果が、産業界への貢献を認められ、令和6年度「中部公設試験研究機関研究者表彰(主催:中部科学技術センター)」において、中部科学技術センター会長賞を受賞しました
〇受賞概要
賞名 |
中部科学技術センター会長賞(研究功績者) | |
受賞者 |
工業技術研究所 工芸科 |
浜松工業技術支援センター 材料科 |
業績の |
生体力学シミュレーション実施環境の |
新規めっき技術の開発と医療・ |
業績 |
「生体組織の材料特性パラメータ」の導出に取り組み、生体力学シミュレーションの実施環境を構築した。また、構築した環境による、医療用機器や生活用品の開発・商品化を行った。これにより、県内企業が新たな付加価値を有する生活用品の製品化や、医療/福祉機器産業への参入に成功した。 |
新たなめっき技術(精密電気鋳造、ラフネスめっき)を開発し、分注ピペットの秤量精度を高めた。この技術は、医療・バイオ・環境分野や次世代自動車分野の部品開発に幅広く利用されている。県内中小企業を医療機器等の先導的な市場に参入させ、県の特徴である医療機器産業の発展、振興に寄与した。 |
〇受賞日・表彰式
令和6年9月27日(金)実施